パッケージ作製の手順 その3 色校正
前回は、無地サンプルの作製について書かせていただきました。
無地サンプルに合わせて、展開図面のデータもお渡しします。
その図面データに合わせて、作成いただいたデザインデータを入稿いただいてからの流れです。
お客様で作成していただいたデザインデータで、そのままいきなり本番の印刷も可能ですが、
パソコンの画面上でのイメージと、実際に印刷してみた色が違っていることがあります。
このギャップを埋めるために、本番印刷前に色の確認作業を行います。それが、「色校正」です。
色校正の方法は、コストやスケジュールによっていくつかあります。
一番正確なのは、本機校正です。
本機校正というのは、本番で印刷する印刷機(本機)で実際に印刷をする方法です。
本番と同じ印刷機で印刷をするので、当然正確な色で確認ができますが、
用紙や印刷代などを考えると、どうしてもかかる費用は高くなります。
ある程度正確な印刷を希望するけど、コストを抑えていという場合は、本紙校正をお勧めします。
こちらは、本番で使用するのと同じ紙(本紙)に、校正機という簡易な印刷機で印刷する方法です。
本機校正に比べて、必要な用紙枚数も少なく、また印刷代も安価なので、コストを抑えられます。
機械は違えど、同じオフセット印刷なので、ある程度本番に近い仕上がり刷色を確認できます。
あまり時間がない、またコストも抑えていという場合は、インクジェット出力という方法があります。
こちらは、簡易校正ともいわれる、専用の出力紙にインクジェットで印刷をする方法です。
用紙も印刷方法も異なりますので、あまり正確な刷色は期待できません。
3つの校正方法をまとめると以下のようになります。
色の正確性
本機校正>本紙校正>インクジェット
コスト
インクジェット>本紙校正>本機校正
本機校正や本紙校正といった本番で使用する用紙と同じ紙に印刷した場合は、
PP加工やプレスコートといった表面加工だけでなく、箔押し、エンボスといった加工も可能です。
また、サンプルカッターでの加工となりますが、最終的なパッケージの形状まで仕上がることもできます。
弊社の見積書は、通常は「本紙校正」でお見積りしておりますが、
コストやスケジュールに合わせて、ご相談いただければ、適宜対応させていただきます。
色校正の次はようやく本番印刷の着手となります。




