高知県のフロンティア様の商品「キーボードタッチセンサー」のパッケージデザイン・製作を行いました。 こちらの商品は、パソコンやキーボードを買い替えた際、「これまで使用していたキーボードのキーの位置が変わってしまって使いにくい」という課題を解決するための便利グッズです。透明の凹凸があるシールをお好みの形に切ってキーに貼ることで、新しいキーボードに素早く慣れていくことが可能です。

例えばWindowsからMacに乗り換えたとき、Windowsでは「Ctrlキー」は左下の角にあることが多いですが、Macの場合、似た動きをする「Commandキー」は左下の角から3つめにあったりと若干位置が異なり、使いにくいと感じる場合があります。しかし、この商品をCommandキーの形に切り取って貼り付けていれば、シールの表面の凸凹によりキーを目視で確認せずとも指の感覚だけで自然と慣れていくことができます。また、透明であるため、キーボードの内容がわからなくなる心配もないという優れものです。

商品詳細はこちらより→http://store.shopping.yahoo.co.jp/hatsumei-net/ko-36054-keyboard-touchsensor.html

フロンティア様は高知県、弊社は大阪府というそれぞれ遠い位置にある会社でした。加えてお客様はパッケージを作った経験が無かったためお客様にとってイメージしやすいように丁寧な対応を心がけました。直接顔を合わせて打ち合わせをすることが難しかったため、メールやお電話で対応させていただき進めていきました。具体的には、デザインをご覧いただくときは製作した複数案をメールで送り、そちらを画面で見ていただきながらご説明しました。また、写真だけでは伝わらない紙質の提案の際は現物の紙を郵送いたしました。お客様のご協力もあり、数回の修正を繰り返して商品コンセプトに沿ったパッケージを完成することができました。

この商品のパッケージを製作したいというお問い合わせをいただいた際、お客様の中で台紙とOPP袋を用いて製作したいという具体的なイメージをお持ちでした。そのため弊社はどういったデザインで製作していくか、といった部分からお手伝いさせていただきました。こちらの商品はまだ世の中にはない新しい商品です。そのため事務作業などでパソコンをよく使用される方に向けて、一目見て用途がわかりやすいようデザインする必要がありました。そのため、商品のでこぼこの感触を台紙の丸い穴から確認して触れることに加えて、具体的な使用イメージを台紙で写真と共に伝えるという工夫をいたしました。お客様から「スマートフォンの保護シールのようなイメージ」とお伝えいただいていたことも、今回のスムーズな製作の実現に繋がりました。

遠方のお客様でもこうしてスムーズな対応をすることが可能ですので、お気軽にお問い合わせください。