棚用什器の設計
皆さんもドラッグストアやバラエティショップで、商品やテスターなどが置かれた箱状のPOPを
見たことがあると思います。それが棚用什器です。
棚用什器の大きさは、大体が決まっていて、横幅は30センチ程度、奥行きは20~25センチ程度が一般的です。
置かれる棚のサイズや、1つの商品あたりに確保できるスペースが決まっているからです。
店舗に置かれている棚用什器の一つ一つをよく見てみると、その商品をきれいに並べたり、
お客さんの目線を引いたりするような、いろいろな工夫が施されています。
私は店で棚用什器を見ると、職業柄、どういった展開図面になっているのかを頭の中で想像してみたりします。
1つの什器にいろいろな工夫を凝らすためには、たくさんのパーツが必要になります。
たくさんのパーツを作るためには、それだけ大きな面積の紙が必要となります。
場合によっては、1枚の紙に入りきらず、パーツを2枚に分けなければいけないケースもあります。
そうなってくると、どうしても1つ当たりの単価が高くなります。
什器としての性能とコストのバランスは非常に難しいものがあります。
アート印刷所では、様々な什器を取り扱ってきた経験があり、展示したい商品の大きさや数量、
また、テスターの有無、そのほか必要なパーツといった棚用什器を作成するうえでの要望をお聞きした上で、
出来るだけコストを抑えた仕様でのご提案をすることを目指しています。
もちろん、お客様のご要望すべてに満点の回答ができない場合もありますが、その場合は、
お客様と打ち合わせしたうえで、優先すべき仕様を確認したうえで設計をします。
もちろん、無地サンプルによる確認も不可欠です。
棚用什器の作成をご検討されている方は、一度アート印刷所にご相談ください。